きくち‐けいこく【菊池渓谷】
熊本県北部、阿蘇(あそ)外輪山北西部にある菊池川源流の渓谷。菊池市に属する。外輪山の伏流水が造り出したもので、6.7キロメートル続く景勝地。一帯の国有林は昭和40年(1965)、九州で初めて自然...
き‐くつ【鬼窟】
1 鬼のすむ洞穴。 2 物事の道理に暗いこと。また、そういう仲間。「談林風の—裡に堕在していた芭蕉の天才を」〈芥川・芭蕉雑記〉
きこう‐がた【気候型】
特徴によって分類した気候の型。気候因子に着目して大陸性気候・海洋性気候・高山気候などに分ける。また、ケッペンの気候区分では、植生分布をもとにして熱帯雨林気候・ステップ気候・砂漠気候などに分ける。
き‐こり【樵/木樵】
山林の木を切りだすこと。また、それを職業とする人。そまびと。
き‐こ・る【樵る】
[動ラ四]《「木伐(こ)る」の意》山林の木を切る。「草刈り—・ることなかれ」〈天武紀・下〉
き‐しめじ【黄占地】
担子菌類キシメジ科のキノコ。秋、松林に生える。傘は黄色く、中央部は暗褐色を帯び、柄は太い。 [補説]従来は食用とされてきたが、近年、中毒例が報告されるようになった。
きじ【雉/雉子】
1 キジ目キジ科の鳥。全長は、雄が尾が長いので80〜100センチ、雌が50〜60センチ。雄は暗緑色を主とする多彩な色で、目の周りに赤い肉垂れがある。雌は全体に褐色。北海道を除く日本各地の明るい林...
きじのお‐しだ【雉の尾羊歯】
キジノオシダ科の常緑、多年生のシダ。暖地の樹林下に生える。高さ約60センチ。塊状の根茎から葉を束生し、栄養葉は羽状に分かれている。胞子葉は直立し、線形の羽片に胞子嚢(ほうしのう)群が線状につく。
きじ‐ばと【雉鳩】
ハト科の鳥。全長33センチくらい。全体にぶどう色をし、肩と翼に赤褐色のうろこ模様があり、首の両側に灰青色の横縞がある。アジアに分布。日本では留鳥として平地や山地の林にすむ。デデッポーポーと鳴く。...
きす【鱚】
スズキ目キス科の海水魚。沿岸の砂泥底にすむ。全長約30センチ。体は細長く、前方は筒形、後方は側扁する。背側は淡黄灰色で、腹側は白い。北海道以南に産し、シロギスともよぶ。近縁にはホシギス・アオギス...