か‐くう【架空】
[名・形動] 1 空中に架け渡すこと。「—ケーブル」 2 根拠のないこと。また、事実に基づかず、想像によってつくりあげること。また、そのさま。「—の人物」「そんな—な事を宛にして心配するとは」〈...
かくう‐さくどう【架空索道】
⇒ロープウエー
かくう‐じゅんかんとりひき【架空循環取引】
企業が売上高の水増しを図るための不正な取引。実際の商品は存在せず書類だけで行われるもので、ある会社の販売した架空の商品が複数の会社に転売され、元の会社に戻る形をとる。元の会社はこの操作を繰り返し...
かくうせいきゅう‐さぎ【架空請求詐欺】
架空の費目で請求を行い金品をだまし取ること。請求書を送りつけて、現金を指定した口座に振り込ませるなどの手口があり、請求方法は、封書・電子メール・電報などさまざま。詐欺罪・恐喝罪の対象となる。→振...
かくう‐せん【架空線】
コンクリート柱・鉄塔などによって空中に張り渡した電線。架線。
かくう‐ちせん【架空地線】
架空線への雷害防止のため、鉄塔頂部に架設された接地線。グラウンドワイヤー。
かくうていえんのしょ【架空庭園の書】
《原題、(ドイツ)Das Buch der hängenden Gärten》シェーンベルクの歌曲。全15曲。1908年から1909年にかけて作曲。ゲオルゲの同名の詩に基づく。
かくう‐でんしメールアドレス【架空電子メールアドレス】
《「特定電子メール法」で定義される語》プログラムによってランダムに作成されたもので、利用する者がない電子メールアドレス。同法で、このアドレスへの送信は禁止されている。
かくう‐とりひき【架空取引】
取引の実体がないにもかかわらず、取引を行ったように見せかけるもの。これにより、不正に売上を計上したり資金繰りを行ったりする。→架空循環取引 →循環取引 →融通手形