やえ‐やま【八重山】
幾重にも重なり合っている山々。「足柄の—越えていましなば誰をか君と見つつ偲(しの)はむ」〈万・四四四〇〉
や‐がすり【矢絣/矢飛白】
矢羽根の模様を表した絣柄。矢筈(やはず)絣。
や‐がら【矢柄/矢幹/簳】
1 矢の幹。鏃(やじり)と矢羽根を除いた部分。普通は篠竹(しのだけ)で作る。篦(の)。矢篦。 2 (「簳魚」とも書く)ヨウジウオ目ヤガラ科の海水魚の総称。体は細長くて縦扁し、吻(ふん)も管状で長...
やがら‐ぜめ【矢柄責め】
拷問の一。矢柄1で打ちたたいて責めること。
やく‐さじ【薬匙】
粉末状の薬品を容器から移し替えたり、盛り分けたりするための匙。一方の柄が平らなへら状になっているものが多く、スパチュラまたはスパーテルともいう。やくじ。
やく‐じ【薬事】
医薬品・薬剤師・調剤などに関する事柄。「—審議会」
やくじしょくひんえいせい‐しんぎかい【薬事・食品衛生審議会】
厚生労働省に設置されている審議会の一つ。薬事分科会と食品衛生分科会があり、各分科会には、扱う事象ごとに、医薬品第一部会、食品規格部会などの各部会と、その下の調査会が存在。各部会では、医薬品の承認...
やくそく‐ごと【約束事】
1 約束した事柄。また、規則。「—は必ず守る」 2 「約束4」に同じ。「これまでの縁、—、死んだと思へば事済むと」〈浄・忠臣蔵〉
役人風(やくにんかぜ)を吹(ふ)か・す
いかにも役人であるという態度でいばる。「横柄に—・す」
やく‐むき【役向き】
役目に関すること。また、役目の性質。役柄。「—の件で上司に相談する」