けっ‐しつ【欠失/闕失】
[名](スル) 1 欠けてなくなること。 2 あやまり。おちど。「固(もと)より容貌の疎脱、言語の—を咎(とが)めずして」〈中村訳・西国立志編〉 3 生物で、染色体やDNAの一部が切断されて消失...
けんしょく‐ざい【顕色剤】
染色に用いるアミンやフェノール類の溶液。下漬け剤とともに用い、発色を促し染色を堅牢にする。現色剤。
ゲノム【(ドイツ)Genom】
現代主流となっている分子生物学的解釈によれば、ある生物種を規定する遺伝情報全体のこと。遺伝情報はすべて遺伝子を構成するDNA(デオキシリボ核酸)またはRNA(リボ核酸)の塩基配列で記述される。従...
げんすう‐ぶんれつ【減数分裂】
精子や卵などの生殖細胞ができるときに起きる細胞の分裂。核分裂が2回続き、第1分裂で相同染色体に対合が起こり、分離して染色体数が半減する。第2分裂は普通の核分裂で、結果としてもとの半数の染色体をも...
こう‐さ【交差/交叉】
[名](スル) 1 2本以上の線状のものが、ある一点で交わること。また、互い違いになること。「道路が縦横に—している」「立体—」⇔平行。 2 生殖細胞の減数分裂の際、相同染色体の間でその一部が交...
こうさん‐きん【抗酸菌】
酸に対して抵抗力のある細菌。表面に脂質・蝋(ろう)質をもつため、フェノールフクシンで染色後に酸性アルコールなどで脱色しても、反応を示さない。結核菌・癩菌(らいきん)など。
こうたい‐せんしょく【抗体染色】
⇒免疫染色
こうねんれい‐しゅっさん【高年齢出産】
妊娠の適齢期より高い年齢での出産。特に、35歳以上の初産の女性を高年初産婦とよび、加齢とともに妊娠中毒症・染色体異常児妊娠・難産などの頻度が高くなるため、指標の一つにされる。高年初産。高齢出産。...
こう‐や【紺屋】
《「こんや」の音変化》染め物を業とする者。また、その家。もと、藍で布を紺色に染める者をさした。染色を行う家は、古くは、紺屋・紅屋・茶屋のように、得意とする専門の染め色で独立していた。こんかき。こ...
こたい‐へんい【個体変異】
同一種の生物の中で、遺伝子や染色体に関係なく、環境の影響によって生じた個体の形質の変異。環境変異。彷徨(ほうこう)変異。