せん‐りょう【染料】
繊維などを染めるのに用いる色素となる物質。植物性の藍(あい)・茜(あかね)・鬱金(うこん)、動物性のコチニール、鉱物性のカーキなど天然染料が用いられたが、現在はほとんどが合成染料。
せんりょう‐インク【染料インク】
インクジェットプリンターで用いられるインクの一。インクが紙の繊維に浸透する性質をもつ。光沢や発色に優れ、色の再現性が良いが、水に濡れるとにじみやすい。→顔料インク
せんりょう‐さくもつ【染料作物】
染料をとる目的で栽培する植物。ムラサキ・ベニバナ・アカネ・アイなど。
ぜん‐え【染衣】
墨染めの僧衣。法衣。
ぜん‐じゃく【染着】
[名](スル)《「せんじゃく」とも》仏語。心が物事に執着して離れないこと。
ぜん‐ま【染汚】
仏語。煩悩(ぼんのう)で清浄な心をけがすこと。また、煩悩のこと。
そま・る【染まる】
[動ラ五(四)] 1 染料や絵の具・墨などがついたりしみ込んだりして、その色になる。「みごとな藍に—・った布地」「全身朱(あけ)に—・る」 2 光のぐあいなどであたりの色が変わる。「夕日に—・る...
そ・む【染む】
[動マ五(四)] 1 色が他のものについたり、しみ込んだりする。そまる。「のび上がって、血に—・んだ太刀をふりかざした」〈芥川・偸盗〉 2 他から影響・感化を受ける。そまる。「汚濁(おじょく)...
そめ【染め】
染めること。また、染めた色や染めたもの。「—に出す」「—がよくない」「絞り—」
そめ‐あがり【染(め)上(が)り】
染め上がること。また、その出来栄え。「—がよい」