やな‐がわ【柳川】
「柳川鍋」の略。
やながわ【柳川】
福岡県南西部の市。有明海に面し、筑後川と矢部川の間の低地にあり、水路網が発達。もと立花氏の城下町。造り酒屋であった北原白秋の生家がある。もと「柳河」と書いた。人口7.1万(2010)。
やながわ【柳川】
姓氏の一。 [補説]「柳川」姓の人物柳川検校(やながわけんぎょう)柳川春葉(やながわしゅんよう)
やながわ‐し【柳川市】
⇒柳川
やながわ‐なべ【柳川鍋】
背開きにしたドジョウを、浅い鍋にささがきゴボウを敷いた上に並べ、味付けして煮て、卵を流し込んでとじた料理。名称は、江戸末期に売りだした店の屋号からとも、柳川焼の土鍋を使ったからともいう。《季 夏》
やながわ‐やき【柳川焼】
福岡県柳川産の土器。慶長年間(1596〜1615)の創始で、茶人に愛好される。蒲池焼(かまちやき)。
やながわ‐りゅう【柳川流】
地歌の流派の一。寛永年間(1624〜1644)京都で柳川検校が創始。大坂を中心に興った野川流と相対して現在に至る。