たざいたいせい‐けっかく【多剤耐性結核】
結核の第一選択薬であるリファンピシンとイソニアジドの両方に耐性を示す結核菌による結核。MDR結核。MDR-TB(multi-drug resistant TB)。→多剤耐性菌
たざいたいせい‐はいけっかく【多剤耐性肺結核】
結核の第一選択薬であるリファンピシンとイソニアジドの両方に耐性を示す結核菌によって肺に起こる結核。→肺結核 →多剤耐性菌
だいのう‐きていかく【大脳基底核】
大脳皮質と視床・脳幹を結びつけている神経核の集まり。線条体・淡蒼球・黒質・視床下核からなる。運動調節・認知機能・感情・動機づけや学習などさまざまな機能を担う。
だっ‐かく【脱核】
[名](スル) 1 赤芽細胞から核が放出され、赤血球になること。 2 ⇒除核
ち‐かく【地核】
⇒核6
ちゅう‐かく【中核】
物事の中心。重要な部分。「組織の—」
ちゅうせいし‐かじょうかく【中性子過剰核】
安定同位体に比べ、陽子よりも中性子の数が特に多い核種。ふつう短時間でβ崩壊を起こして安定核になる。寿命が短く観測が困難だったが、理化学研究所のRIビームファクトリーなどの加速器の登場により、研究...
ちゅうせいし‐ハローかく【中性子ハロー核】
中性子過剰核において、余った中性子が原子核の外側に広がって分布している状態にあるもの。ふつう1個か2個の中性子が大きく広がり、原子核とゆるやかに結合している。広がった部分を中性子ハロー、またはハ...
ちょう‐けっかく【腸結核】
肺・喉頭(こうとう)などの結核の病巣から、結核菌が粘液・痰(たん)などとともに飲みくだされ、腸粘膜を冒すことによって発生する二次性の結核。下痢・発熱・腹痛などの症状がみられる。
ちょう‐じゅうかく【超重核】
自然界には存在しない非常に重い原子核。一般的に原子番号92のウランより重い原子核を指す。重イオン加速器を用いて人工的に合成する実験が進められている。超重原子核。