リボゾーム【ribosome】
《「リボソーム」とも》生物体の全細胞の細胞質中にあり、たんぱく質合成の場となる小粒子。RNA(リボ核酸)とたんぱく質からなる。伝令RNAのもつ遺伝情報を翻訳し、転移RNAの運んでくるアミノ酸を結...
リボゾーム‐アールエヌエー【リボゾームRNA】
《ribosomal RNA》リボゾームを構成するリボ核酸。伝令RNA・転移RNAの結合に関与し、たんぱく質合成に関わる翻訳の開始に重要な役を果たすとされる。rRNA。
リボヌクレアーゼ【ribonuclease】
RNA(リボ核酸)のヌクレオチド部分のエステル結合を加水分解する酵素。生物界に広く分布。RNアーゼ。
リボース【ribose】
単糖類の一。RNA(リボ核酸)の糖成分、各種ヌクレオチド・補酵素の構成成分として生体中に広く存在。分子式C5H10O5
りょうしかがくぎじゅつけんきゅうかいはつ‐きこう【量子科学技術研究開発機構】
放射線と人の健康に関する総合的な研究開発に取り組む、文部科学省所管の国立研究開発法人。放射線の医学利用(重粒子線がん治療、MRIやPETなどの分子イメージング)の促進、放射線防護・緊急被曝医療の...
リラッキング【reracking】
原子力発電所で、使用済み燃料の貯蔵能力を増強するために、使用済み燃料プール内で核燃料を貯蔵するラックの間隔を狭くして収納密度を高めること。
りん‐かい【臨界】
1 さかい。境界。 2 物質が臨界温度・臨界圧力に達すること。臨界状態になること。→臨界点 →超臨界水 3 核分裂連鎖反応で、中性子の生成と消失とが均衡状態になること。原子炉では、核分裂連鎖反応...
りんかい‐しつりょう【臨界質量】
核燃料の、核分裂連鎖反応を維持するために必要な最小限度の質量。臨界量。クリティカルマス。
りんかい‐じこ【臨界事故】
核燃料物質が制御不能のまま臨界となって核分裂連鎖反応を起こし、大量の熱や放射線が発生する事故。
りんかい‐じっけん【臨界実験】
原子炉で、本格的運転に入る前に、実際に核燃料を装塡して炉心の特性などを調べる実験。