テルル‐ひゃくさんじゅうに【テルル132】
テルルの放射性同位体の一つ。核燃料であるウランが核分裂する際に発生する。半減期は3.2日。ベータ崩壊してヨウ素一三二に変わる。
テロメア【telomere】
細胞の核にある染色体の末端領域のこと。単純な反復配列からなり、細胞分裂のたびに短くなり、細胞は50〜60回しか分裂できない。反復数が次第に減少することが細胞老化に関係し、生体の老化との関連が示唆...
てんい‐アールエヌエー【転移RNA】
たんぱく質の生合成において、特定のアミノ酸と結合して、伝令RNAとリボゾームの結合体に運ぶリボ核酸。リボゾーム上で、アミノ酸を伝令RNAの情報通りに配列、たんぱく質が組み立てられる。トランスファ...
てんかん‐ろ【転換炉】
ウラン238などが中性子を吸収し、プルトニウム239などの核分裂性物質に転換される原子炉。
てんしのしょうこん【天使の傷痕】
西村京太郎の社会派推理小説。「四つの終止符」に続く、長編第2作。「事件の核心」のタイトルで、昭和40年(1965)の第11回江戸川乱歩賞に応募し受賞。同年、現タイトルに改題して刊行。
てん‐しゃ【転写】
[名](スル) 1 文章・図面などを写し取ること。また、書き写すこと。「設計図を—する」 2 生体内で遺伝情報が伝えられる際の第一段階として、DNA(デオキシリボ核酸)の塩基配列を鋳型にして伝令...
てんねん‐ウラン【天然ウラン】
ウラン鉱として、天然に産するウラン。ウラン238が主で、核分裂を起こす235を0.7パーセント強含む。
てんねん‐ほうしゃせいかくしゅ【天然放射性核種】
自然界に存在する放射性核種。ウラン系列、アクチニウム系列、トリウム系列などの崩壊系列に属するものがある。→人工放射性核種
テンフィート‐うんどう【テンフィート運動】
《フィートは、feet(長さの単位)》米軍が撮影した被爆直後の広島と長崎の様子を収めた原爆記録フィルムを市民の寄付(一人10フィート分)で買い取り、収集・公開することを目的に1970年代後半に日...
テー‐ベー【TB】
《(ドイツ)Tuberkulose》結核のこと。