こん【根】
[音]コン(呉)(漢) [訓]ね [学習漢字]3年 〈コン〉 1 植物のね。物のねもと。「根茎・根菜/塊根・球根・草根・毛根」 2 物事のもと。「根拠・根元・根底・根本/禍根・基根・病根・無根...
こん‐いん【根因】
根本の原因。
こん‐げん【根源/根元/根原】
1 物事の一番もとになっているもの。おおもと。根本。「腐敗政治の—を絶つ」「諸悪の—」 2 物事の始まり。「紛争の—となる事件」「—をさかのぼる」 3 本家。元祖。「お茶の湯の—とも言はるる秦野...
こんごうちょう‐ぎょう【金剛頂経】
大乗経典。不空訳「金剛頂一切如来真実摂大乗現証三昧大教王経」3巻、金剛智(こんごうち)訳「金剛頂瑜伽中略出念誦(ねんじゅ)経」4巻のほか施護(せご)訳がある。「大日経」と並ぶ真言密教の根本経典で...
こん‐じ【根治】
[名](スル)病気などを根本から完全になおすこと。また、なおること。こんち。「病気を—する」
こん‐ぜつ【根絶】
[名](スル)悪弊などを根本から徹底的に絶やすこと。ねだやし。「暴力団を—する」
こん‐てい【根底/根柢】
物事や考え方のおおもととなるところ。根本。「作品の—に流れる思想」「常識を—からくつがえす出来事」
こんぽん‐ぎ【根本義】
根本の意義。原理。「人生の—を悟る」
こんぽんしゅぎ‐しゃ【根本主義者】
聖書の無謬性を信じ、キリストの処女降誕・贖罪・復活・奇跡などを信仰の根本教義として主張するプロテスタント教徒。ファンダメンタリスト。原理主義者。→原理主義1
こんぽん‐ちゅうどう【根本中堂】
比叡山(ひえいざん)東塔にある、延暦寺(えんりゃくじ)の本堂。最澄が延暦7年(788)に創建した一乗止観院が前身。現在のものは寛永17年(1640)の再建。国宝。 [補説]天台宗の寺院では、本堂...