あお‐いろ【青色】
1 青系統の色。青い色。 2 装束の色の名。染め色では、紫根(しこん)と刈安(かりやす)を染料として染めた灰色がかった黄緑色。織り色では、縦糸を青、横糸を黄として織った色をいう。青白橡(あおしろ...
あお‐うお【青魚】
コイ目コイ科の淡水魚。コイに似るが口ひげはなく、体色は青黒い。成熟すると全長1メートルを超える。原産地の中国では食用として養殖される。日本へは明治時代から移入されており、利根川水系で繁殖がみられる。
あお‐うきくさ【青浮草/青萍】
サトイモ科の多年草。水田・池・沼の水面に群がって浮く。非常に小さく、茎は葉のように平たい。1本の細い根を水中に下ろす。夏、小さな白い花をつける。
あおがれ‐びょう【青枯(れ)病】
根から侵入した細菌によって、ナス・トマト・タバコなどの葉が、急にしおれて青いままで枯死する病害。高温時に多く発生。
あおき‐が‐はら【青木ヶ原】
山梨県、富士山北西麓に広がる大原生林。面積約30平方キロメートルで富士箱根伊豆国立公園に属する。貞観6年(864)の大噴火による溶岩流上に形成されたもので、鳴沢氷穴をはじめ溶岩トンネルが多くみら...
あおくび‐だいこん【青首大根】
根の上部が緑色をした大根。
あお‐しろつるばみ【青白橡】
1 装束の色の名。染め色では、紫根(しこん)と刈安(かりやす)を染料として染めた灰色がかった黄緑色。織り色では、縦糸を青、横糸を黄として織った色をいう。青色(あおいろ)。 2 襲(かさね)の色目...
あお‐ふしがき【青柴垣】
青葉のついた柴(しば)で編んだ垣根。「天の逆手(さかて)を—に打ちなして、隠(こも)りき」〈記・上〉
あお‐ぶさ【青房】
相撲で、土俵上のつり屋根の北東の隅に垂らす青(緑)色の房。春と青竜を表す。→赤房 →黒房 →白房
あおやぎ‐そう【青柳草】
シュロソウ科の多年草。本州中部以北の山地に自生。高さ50〜90センチ。葉は細長い楕円形。夏、緑色または淡紫色の花が円錐状につく。根茎は有毒。