しゃか‐にない【釈迦担ひ】
《仏像は後ろ向きに背負って持ち運ぶのを常としたところから》行き倒れの死人を運ぶとき、棺桶を後ろ向きに背負うこと。また、その背負い方。「いっそ行き倒れの—がましでおぢゃるは」〈浄・油地獄〉
しゃき‐ば・る
[動ラ四] 1 かたくなる。硬直する。こわばる。「かう—・った枝骨は、おろさざ桶へ這入るまい」〈浄・彦山権現〉 2 ひきつけを起こす。「虫が知らして—・ったものであろ」〈浄・千本桜〉
しゅ‐そう【酒槽】
酒をしぼる桶。また、しぼった酒を蓄えておく桶。さかぶね。
しょう‐じき【正直】
[名・形動]正しくて、うそや偽りのないこと。また、そのさま。「—なところ自信がない」「—に非を認める」「—者」 [名] 1 おもりを糸で垂らして柱などの傾きを調べる道具。 2 桶屋(おけや)...
しょうべん‐たご【小便担桶】
肥料用の糞便(ふんべん)を入れて田畑などに担いで行く桶(おけ)。こえたご。
しょうべん‐だめ【小便溜め】
小便をためておくために土中に埋めた壺(つぼ)または桶(おけ)。
しん‐の‐ておけ【真の手桶】
茶道具の水指(みずさし)の一。真塗りの手桶形で、割蓋(わりぶた)がつく。手桶水指。
しん‐わら【新藁】
1 その年に刈った稲からとったわら。今年藁。《季 秋》「肥桶(こえをけ)を荷ひ—一抱へ/虚子」 2 植えつけに適するほどに生長した早苗に、熱湯を注いで乾かしたもの。女の髪を束ねるのに用いられた。
じゅうばこ‐よみ【重箱読み】
2字またはそれ以上の漢字で表記されている語を、「重箱」(「じゅう」は音読み、「ばこ」は訓読み)のように、上を音、下を訓で読む読み方。「縁組(えんぐみ)」「献立(こんだて)」など。⇔湯桶(ゆとう)読み。
じゅん‐せつ【順接】
[名](スル)二つの文または句の接続のしかたで、前件が後件の順当な原因・理由などになっているもの。「風が吹けば桶屋がもうかる」の「ば」や、「材料がない。だから期日までにはできない」の「だから」の...