い‐きん【遺金】
1 延べ棒・馬蹄(ばてい)形などにして残した軍用金。「慶長—」 2 落とした金銭。「廉士は—をかへりみず」〈読・胡蝶物語・三〉
いせ‐こじき【伊勢乞食】
1 伊勢参宮の人々に物ごいをする乞食。 2 近世、伊勢商人が節倹して栄えるのをねたんでいった語。→近江(おうみ)泥棒伊勢乞食
いっ‐か【一荷】
1 天秤棒(てんびんぼう)の両端にかけて、一人で肩に担えるだけの荷物。 2 釣りで、1本の釣り糸に2本以上の釣り針を結びつけて、一度に2匹の魚を釣ること。
いっ‐しょう【一生】
1 生まれてから死ぬまでの間。終生(しゅうせい)。生涯。「幸せな—を送る」「事業に—を捧げる」「—を棒にふる」「—忘れられない出来事」 2 やっと生き延びること。一命。「九死に—を得る」 3 (...
いとぐるまのせいぼ【糸車の聖母】
《原題、(イタリア)Madonna dei Fusi》レオナルド=ダ=ビンチの絵画。板に油彩。縦48センチ、横37センチ。十字架の象徴である糸紡ぎのためのかせとり棒に手を伸ばす幼児キリストと聖母...
いぬぼう‐カルタ【犬棒カルタ】
いろはガルタの一。最初の札が、「犬も歩けば棒に当たる」であるところからいう。近世末期以来、最も一般的なカルタ。
いまいま‐し・い【忌ま忌ましい】
[形][文]いまいま・し[シク] 1 非常に腹立たしく感じる。しゃくにさわる。「—・い泥棒猫め」「—・いことに今日だけ天気が悪いらしい」 2 けがれを避けて慎むべきである。遠慮すべきである。「ゆ...
いも‐あらい【芋洗い】
1 芋を洗うこと。芋を入れた桶に水を注ぎ、棒でかき回すなどして芋に付いた泥を落とすこと。 2 《1の桶の中のように》たいへん混雑していることのたとえ。
いも‐ぼう【芋棒】
エビイモと棒鱈(ぼうだら)を煮合わせたもの。京都の名物料理。
芋(いも)を洗(あら)うよう
《里芋を桶(おけ)などに入れて棒でかきまぜて洗うようすから》狭い所で多数の人が込み合うようすのたとえ。芋の子を洗うよう。