ごっ‐しょう【業障】
仏語。三障または四障の一。悪業(あくごう)によって生じた障害。ごうしょう。
ごっぽう‐にん【業報人】
悪業の報いを受ける人。また、人をののしっていう語。「だれだと思ふ、—め」〈人・梅児誉美・初〉
なり【業】
生活のための仕事。生業。なりわい。「ひさかたの天路(あまぢ)は遠しなほなほに家に帰りて—をしまさに」〈万・八〇一〉
なり‐どころ【業所】
1 生産をする田地と、そこに設けた家。田地と邸宅。「逆流を塞ぎて—を全くせよ」〈仁徳紀〉 2 別邸。別荘。「飛鳥の皇女の—に幸(いでま)す」〈持統紀〉
なりひら‐だけ【業平竹】
イネ科の植物。高さ約5メートル。茎は紅緑色になり、葉は枝先に4、5枚つく。観賞用として庭園に植える。名は、形がよいことを在原業平になぞらえたもの。大名竹(だいみょうちく)。
なりひら‐づくり【業平作り】
在原業平のような美男子の容姿。「花橘(はなたちばな)の袖の香に、昔男の—」〈浄・歌念仏〉
なりひら‐ばし【業平橋】
歌人、在原業平にちなんだ橋。東京都墨田区や兵庫県芦屋市など、日本各地にこの名の橋がある。
わざ【業】
1 おこない。行為。所業。しわざ。「神のみ—」「人間—」 2 職業。仕事。「物書きを—とする」 3 こと。ありさま。おもむき。「容易な—ではない」「腹ふくるる—」 4 仏事。法要。「安祥寺にてみ...
わざ‐ごと【業事】
特別な技術を必要とする事柄。
わざ‐し【業師】
1 相撲などで、多彩な技に巧みな人。 2 策略・駆け引きに長じた人。策士。「党内きっての—」