たのしいほうろうじ【愉しい放浪児】
《原題、(ドイツ)Aus dem Leben eines Taugenichts》アイヒェンドルフの中編小説。1826年刊。「のらくら者日記」などの邦題もある。
たのしきのうふ【楽しき農夫】
《原題、(ドイツ)Fröhlicher Landmann》シューマンのピアノ曲。ピアノ曲集「子供のためのアルバム」の第1部第10曲の名称。単独で変奏されることも多い。
たのしび【楽しび】
楽しみ。「風雨に犯されずして、しづかに過ぐすを—とす」〈徒然・一二三〉
たのし・ぶ【楽しぶ】
[動バ四]楽しむ。「山沢に遊びて、魚鳥を見れば心—・ぶ」〈徒然・二一〉
たのしみ【楽しみ】
[名・形動] 1 たのしいと感じること。また、たのしむ物事。趣味や娯楽。「登山の—を知る」「釣りが唯一の—です」 2 たのしいこととして期待すること。また、そのさま。「将来が—な子供」
楽(たの)しみ尽(つ)きて哀(かな)しみ来(き)たる
《陳鴻「長恨歌伝」から》このうえない楽しみの後には、かならず悲しみがおそってくる。楽しみが極まると、かえって悲しい気持ちになる。また、楽しみは永久には続かないものだ。
たのしみ‐なべ【楽しみ鍋】
鳥・魚・野菜などを鍋に入れて煮ながら食う鍋。寄せ鍋の類。
たのし・む【楽しむ】
[動マ五(四)] 1 満ち足りていることを実感して愉快な気持ちになる。「独身生活を—・む」「休日を—・む」「余生を—・む」 2 好きなことをして満足を感じる。「読書を—・む」「ドライブを—・む」...
たのし‐や【楽し屋】
暮らしの豊かな家。「子の代に金銀の置き所なき—とぞなりける」〈浮・織留・六〉
らく【楽】
[名・形動] 1 心身に苦痛などがなく、快く安らかなこと。また、そのさま。「気が—になる」「—な姿勢」「どうぞお—に」 2 生計が豊かなこと。また、そのさま。「不動産収入で—な暮らしをする」 ...