らく【楽】
⇒がく
らく‐あみ【楽阿弥】
安楽に暮らす人を人名のように表した語。楽助(らくすけ)。「十徳にさまかへて昔は男山、今こそ—と」〈浮・一代男・三〉
楽(らく)あれば苦(く)あり
楽しい事のあとには苦しい事がある。苦楽は相伴うことをいう。
らくいち‐らくざ【楽市楽座】
戦国時代から近世初期に、戦国大名が城下町を繁栄させるためにとった商業政策。それまでの座商人の特権廃止や市場税の廃止、また、座そのものの廃止によって、新興商人の自由営業を許したもの。→座8
らく‐いんきょ【楽隠居】
[名](スル)隠居して安楽に暮らすこと。また、その人。「家督を譲って—する」
らく‐えん【楽園】
苦しみのない幸せな生活ができる所。パラダイス。 [補説]書名別項。→楽園
らくえん【楽園】
鈴木光司の小説。平成2年(1990)、第2回日本ファンタジーノベル大賞で優秀賞を受賞し刊行された、著者のデビュー作。アニメ化作品もある。
らくえんついほう【楽園追放】
《原題、(イタリア)Cacciata dei progenitori dall'Eden》マサッチョの絵画。フィレンツェ、サンタマリア‐デル‐カルミネ教会に付属するブランカッチ礼拝堂にあるフレス...
らくえんとペリ【楽園とペリ】
《原題、(ドイツ)Das Paradies und die Peri》シューマンのオラトリオ。1843年作曲。アイルランドの詩人トマス=モアの詩集「ララルーク」所収の同名の詩に基づく。天国とペリ。
らくえんのかげ【楽園の影】
《原題、(スペイン)Sombra del paraíso》アレイクサンドレの詩集。1944年刊。辛く厳しい現実から逃れて、死や苦しみのない美の楽園を希求する想いをうたう。