はんれいほう‐しゅぎ【判例法主義】
判例を最も重要な法源とする考え方。裁判官は紛争の解決に際して過去の同種の裁判の先例に拘束される。英米法の基本的な概念の一。→制定法主義 →コモンロー →判例法
ばい‐がいねん【媒概念】
⇒中概念(ちゅうがいねん)
バーチャル‐ウオーター【virtual water】
輸入される農作物や食料品の生産に必要な水の量を推定した数値。生産物そのものとともに、生産にかかった水も輸入していることになるという考え方。食料自給率の低い日本などではこの数値が大きくなる。全世界...
パブリック‐ニューサンス【public nuisance】
《公的不法妨害の意》公衆の健康や公衆道徳を害する行為、あるいは共同社会の利益を害する迷惑行為のすべてを含む英米法の概念。
パルス‐しょうひ【パルス消費】
スマートホンを操作中、偶然目にした情報をきっかけに、瞬間的にある商品を買いたくなり、検索して購入すること。パルス型消費行動。 [補説]2019年に、米国グーグル社が新たな消費行動の概念として提示した。
パレート‐さいてき【パレート最適】
《Paretian optimum》厚生経済学における古典的な概念で、いかなる状況が社会の経済的厚生を最大にするものであるかに関するもの。現存の分配状態を与件としたときの最適資源配分の優れた規準...
パーソナリティー【personality】
1 その人の持ち味。個性。人柄。「—を重視した教育」 2 一人の人間を包括的に意味する心理学の概念。個人の素質と環境との相互作用から形成され、人間の行動を規定するもの。人格。 3 放送で、ディス...
ひ‐そんざい【非存在】
《(ギリシャ)mē on》ギリシャ哲学の存在論で用いられる概念。存在しないこと、存在しないもの、あるものの欠如、思考の対象にならないものなど、存在のとらえ方に応じて種々の意味をもつ。非有(ひう)。
ひていてき‐がいねん【否定的概念】
論理学で、ある性質や状態が存在していないことを示す概念。例えば、無知・不幸など。消極的概念。⇔肯定的概念。
ひょう‐しょう【表象】
[名](スル) 1 象徴。シンボル。また、象徴的に表すこと。「解放された精神を—する造形」 2 哲学・心理学で、直観的に心に思い浮かべられる外的対象像をいう。知覚的、具象的であり、抽象的な事象を...