ナフテン【naphthene】
石油に含まれるシクロアルカン(環状構造をもつ飽和炭化水素)の総称。代表的なものとしてシクロヘキサンが知られる。ナフテン系炭化水素。シクロパラフィン系炭化水素。
なんきょく‐たいりく【南極大陸】
南極を中心に広がる大陸。ほとんどが厚い氷に覆われるが、地質構造上は南極横断山地を境界として、楯状地の東南極(インド洋側)と古生代以後の変動帯の西南極(太平洋側)の二つに大別される。面積1391万...
にじげん‐キャド【二次元CAD】
《two-dimensional CAD》コンピューターを利用した、平面図面による設計・製図。手書きに比べて、修正や書き直し、データの共有が容易。立体的な構造物を製図する場合は、正面図・平面図・...
にじ‐こうぞう【二次構造】
たんぱく質や核酸などの生体高分子の主鎖が形成する規則的な立体構造。たんぱく質の二次構造の代表的なものとしてαヘリックスとβシートがある。→高次構造
にじゅう‐けんりょく【二重権力】
1 二つの勢力が対立したまま権力を保持している状態。「革命政府と亡命政府による—支配が続く」 2 表面上の権力者とは別に、裏に潜む実力者が影響を及ぼす状態。「舞台裏から政権を操る—構造」
にじゅう‐こうぞう【二重構造】
近代的大企業と前近代的零細企業が並存し、両者の間に資本集約度・生産性・賃金などに大きな格差があるような経済構造。
にじゅう‐ばし【二重橋】
皇居正門の堀にかかる鉄製の橋の俗称。江戸時代は木橋で、堀が深いため上下二重に橋桁(はしげた)を組んだところからよばれたもの。 [補説]一般に、皇居前広場から見える二重アーチ構造の石橋を「二重橋」...
にじゅう‐まど【二重窓】
遮音・断熱などのため、二重の構造に作られた窓。
にじゅう‐らせん【二重螺旋】
二つの螺旋が組み合わさった形。デオキシリボ核酸(DNA)の構造、さざえ堂内部の階段などにみられる。
ニッケル‐こう【ニッケル鋼】
ニッケルを含む合金鋼。炭素鋼に比べ、強靭(きょうじん)で耐食性が大。構造用鋼・耐食合金として利用。