グリシニン【glycinin】
ダイズの主要たんぱく質で、グロブリンの一種。分子構造および遺伝子構造が解明されている。→グロブリン
グリシン【glycine】
最も簡単な構造のアミノ酸。甘味があり、水に溶けやすい白色の結晶。動物性たんぱく質、特にゼラチンなどに多く含まれ、生合成・物質代謝系で重要な役割を果たす。グリココル。
グリッチ【glich】
1 電子回路における、接触不良などで生じる雑音。 2 高速回転する中性子星であるパルサーの回転周期が突然ごくわずかに短くなる現象。中性子星の外殻構造の変化により、内部から外殻に向かって角運動量が...
グリホサート【glyphosate】
アミノ酸系除草剤の一種。グリシンにホスホノメチルというリン酸が結合した構造をもつ。芳香族アミノ酸の合成を阻害して、植物を枯死させる。1970年に米国の農業化学会社が開発。商品名はラウンドアップ。...
グリンパティック‐けい【グリンパティック系】
脳内でリンパ系と同様のはたらきをもつ循環システム。グリア細胞(神経膠細胞)が血管周囲に形成したパイプ状の構造に脳脊髄液を循環させ、脳内に蓄積した老廃物を除去する。覚醒時より睡眠時の方がより活動的...
グレー‐インフラストラクチャー【grey infrastructure】
道路・港湾・堤防など、コンクリートによる人工構造物に代表される従来型の社会基盤の総称。自然や生態系のはたらきを活用するグリーンインフラストラクチャーに対していう。グレーインフラ。
グレート‐ウォール【great wall】
宇宙空間で銀河が壁状に多数分布する領域。宇宙の中で銀河は一様に分布せず、宇宙の大規模構造と呼ばれる巨大な泡状の構造が見られ、その泡の膜面に相当する。また、泡の内部はボイドと呼ばれる銀河がほとんど...
け【毛】
1 生物の体表に生えている糸状のもの。鞭毛(べんもう)・繊毛・刺毛・剛毛・羽毛なども含む。 ㋐哺乳類の皮膚に生じる表皮の変形器官。全身のほとんどを覆う、角質の構造物。 ㋑頭髪。髪の毛。「—を染め...
けいこう‐プローブ【蛍光プローブ】
特定の分子と反応すると分子構造が変化して、強い蛍光を発したり、蛍光の色調が変化したりする、機能性分子の総称。がん細胞のみを選択的に発光させたり、生体分子の状態や機能を生きている状態で可視化したり...
けいざいこうぞう‐じったいちょうさ【経済構造実態調査】
基幹統計調査の一つ。経済構造統計を毎年作成するため、経済センサス-活動調査の中間年に総務省と経済産業省が共同で行う。令和元年(2019)に商業統計調査・サービス産業動向調査(拡大調査)・特定サー...