アセン【acene】
複数のベンゼン環が直線状に連なって縮合した構造をもつ芳香族炭化水素の総称。アントラセン・テトラセンなど。7個連なったヘプタセンまで知られている。
あぜくら‐づくり【校倉造(り)】
校倉風の建築構造。東大寺の正倉院や唐招提寺(とうしょうだいじ)の宝蔵・経蔵など。
あつい‐あんこくぶっしつ【熱い暗黒物質】
宇宙の大半の質量を占めていると考えられる暗黒物質の存在形式の一。質量エネルギーに比べ運動エネルギーが大きく、宇宙の構造形成の鍵となる密度ゆらぎをならすはたらきをもつ。ニュートリノが候補の一として...
アテルイ‐ツー【アテルイⅡ】
《ATERUI Ⅱ》国立天文台が運用する、天文学専用のスーパーコンピューター。アテルイの後継として開発。米国のクレイ社によるスカラー型スーパーコンピューターであり、ピーク性能はアテルイ導入時の約...
アテロコラーゲン【atelocollagen】
3本のポリペプチドからなる三重らせん構造をした、分子量約30万のコラーゲン。らせんの両端部のテロペプチドとよばれる部位は生体内で抗原と見なされるため、これをたんぱく質分解酵素で処理したもの。医療...
あといれさきだし‐ほう【後入先出法】
《last-in, first-out method》 1 棚卸資産の評価方法の一。最も新しく取得されたものから払い出しが行われ、期末棚卸品は最も古く取得されたものからなるとみなして価額を算定す...
アトミウム【Atomium】
1958年、ベルギーのブリュッセルで開催された万国博覧会のために造られたモニュメント。鉄の結晶構造(体心立方格子)を1650億倍に拡大したもの。高さは103メートル。博覧会跡地のヘイゼル公園にある。
アノマロカリス【(ラテン)Anomalocaris】
《奇妙なエビの意》古生代カンブリア紀に登場した海棲の無脊椎動物。体節と櫂に似た鰭(ひれ)のような構造が見られ、頭部に大きな鋏(はさみ)状の付属肢をもつ。体長は0.6〜1メートル。カンブリア紀最大...
アファーマティブ‐アクション【affirmative action】
《affirmativeは肯定的の意》構造的な差別により不利益を受けている人々に対し、就学・就業などにおいて図られる優遇措置。とくに、米国における黒人・少数民族・社会的弱者への差別解消のための、...
あぶらかくさん‐ポンプ【油拡散ポンプ】
油を加熱した蒸気を高速で噴出させる拡散ポンプ。構造が単純で大きな排気速度が得られる。油回転ポンプと併用することが多い。油拡散真空ポンプ。