こんてん‐せつ【渾天説】
中国古代の宇宙構造理論。天地は卵の殻と黄身のような関係にあるとみる説。天体を球状と考え、その運動を測定する天文学的関心によって作られたもの。→蓋天説(がいてんせつ)
コンピュテーショナル‐デザイン【computational design】
高度の数学的手法とコンピューターシミュレーションを取り入れた設計手法。デザインの自由度を高めると同時に、構造的・機能的に問題や矛盾のない設計が可能となる。飛行機、自動車、建築物の設計で導入が進ん...
コーキング‐ざい【コーキング材】
《「コーキング剤」とも書く》構造物の継ぎ目・すきまに注入して、水漏れ・空気漏れを防ぐ粘着性の充塡(じゅうてん)剤。→シーリング材
コー‐ケー【Koh Ker】
カンボジア北部にある都城遺跡。シェムリアップの北東約120キロメートルに位置する。9世紀前半、クメール王朝のジャヤバルマン4世の時代にアンコールから王都が移され、高さ約35メートルの7層構造のピ...
ごいん‐かん【五員環】
化合物中、結合する5原子が環状になっている構造。
ごう‐こうぞう【剛構造】
建築物の柱・梁(はり)を剛(接合部の角度が変わらないよう)に接合し、耐震壁を設け、床板も変形しないように構成する耐震構造。現在では低層・中層の建築物に適用。→柔構造
ごう‐せつごう【剛接合】
構造物の部材と部材との接合形式の一。鉄筋コンクリート構造の柱と梁(はり)との接合のように、両材の交わる角度が荷重などによって変わらないもの。
ごう‐ぶん【合文】
山田孝雄の文法論で、文を構造上から分類したものの一。複文の一つで、上の句が接続助詞を伴って条件となり下の句が帰結となる文。「水清ければ、魚すまず」の類。
さい‐きかんし【細気管支】
肺に入った気管支が枝分かれを繰り返し、内径が約1ミリメートル以下になった部分から先で、気管支壁に肺胞構造が出現する呼吸細気管支の手前までの領域をいう。
さい‐きゅう【鰓弓】
1 魚の鰓(えら)を支える弓状の骨。硬骨魚類では、外側に繊維状の鰓葉、内側に濾過器官の鰓耙(さいは)がつく。 2 脊椎動物の胚発生の過程でできる、数対の弓状の構造物。人の場合、胎児期の初期に一時...