おじ‐さま【小父様】
よその年配の男性を敬っていう語。→小父さん「よその—が、馬のたづなをとり」〈三重吉・かたつむり〉
おじょう‐さま【御嬢様】
1 大家の娘、また、主人の家の娘を敬っていう語。 2 他人の娘を敬っていう語。 3 何不自由なく育てられて世間の苦労を知らない女性。「いくつになっても—で困ったものだ」
おせわ‐さま【御世話様】
[名・形動]他人が自分のために力を尽くしてくれたことに対して、お礼の気持ちをこめていう語。多く、あいさつの言葉に用いる。「どうも—でした」
おそうそう‐さま【御草草様】
[形動][文][ナリ]「御草草」をさらに丁寧にいう語。
おそし‐さま【御祖師様】
祖師の尊称。特に、日蓮宗で日蓮の尊称。
おそまつ‐さま【御粗末様】
[形動]他人に提供したものについて礼を言われたとき、謙遜の気持ちをこめていう語。「—でございました」
おたあ‐さま【御母様】
《「対の屋」に住んだところから》母を敬っていう語。宮中・宮家・公家、また、東西本願寺両家などの家庭で用いる。おたたさま。⇔御父様(おもうさま)。
おたがい‐さま【御互い様】
[名・形動]両方とも同じ立場や状態に置かれていること。また、そのさま。「困るのは—です」
おたた‐さま【御母様】
「おたあさま」に同じ。
おつかれ‐さま【御疲れ様】
[名・形動]相手の労苦をねぎらう意で用いる言葉。また、職場で、先に帰る人へのあいさつにも使う。「ご苦労様」は目上の人から目下の人に使うのに対し、「お疲れ様」は同僚、目上の人に対して使う。 [補説...