あま‐どい【雨樋】
雨水を軒先で受けて地上に流すために取り付ける細長い樋。
うずみ‐ひ【埋み樋】
用水を他へ導くため地中に埋めた樋(とい)。→筧(かけひ)
うち‐どい【内樋】
軒や壁の内側に隠して設けられた雨樋。⇔外樋(そとどい)。
かけ‐どい【懸け樋】
「筧(かけひ)」に同じ。
かけ‐い【筧/懸け樋】
⇒かけひ
かけ‐ひ【筧/懸け樋】
地上にかけ渡して水を導く、竹や木の樋(とい)。かけどい。かけい。
かわら‐ひ【瓦樋】
丸瓦で作った、とい。土管。
した‐び【下樋】
《「したひ」とも》 1 地中に埋設して水を通す樋(とい)。うずみひ。「あしひきの山田を作り山高み—を走(わし)せ」〈記・下・歌謡〉 2 琴の胴の表板と裏板との間の空洞になった部分。「琴取れば嘆き...
そと‐どい【外樋】
建物の軒に設けた、外から見える雨樋。⇔内樋(うちどい)。
たて‐どい【竪樋/縦樋】
1 屋根から地面へ垂直方向に取り付けた樋。 2 溜(た)め池の堤に縦に設けて用水を引く尺八形をした樋。穴をいくつかあけ、穴栓を上下させて水量を調節する。