き‐へん【機変】
1 時機に応じ変化すること。「世の事変は活物にて容易に其—を前知す可らず」〈福沢・学問のすゝめ〉 2 機略。策略。「正直一偏で少しも—を用うることが御座いません」〈鉄腸・花間鶯〉
き‐ほう【機法】
《「機」は機根、「法」は教法》浄土真宗で、信心と阿弥陀仏の救い。「—一体」
き‐ほう【機鋒】
ほこ先。きっさき。また、鋭い勢い・攻撃。「—をかわす」
き‐みつ【機密】
《枢機に関する秘密の意》政治・軍事上、きわめて重要な事柄についての秘密。「—の漏洩(ろうえい)を防ぐ」「—文書」
きみつ‐アイピールーターネットワーク【機密IPルーターネットワーク】
⇒シパーネット(SIPRNet)
きみつ‐せい【機密性】
正当な権限をもつ限られた者のみが、情報や資産を見たり触れたりできるように保護・管理されていること。「—が高い」
きみつ‐ひ【機密費】
1 支出の内容を明らかにしないで、機密の用途に充てる費用。 2 特に、「官房機密費(→内閣官房報償費)」「外交機密費(→外務省報償費)」などの略。
き‐む【機務】
非常に重要な政務。
き‐らい【機雷】
《「機械水雷」の略》水面下に敷設・係留し、艦船が接触したりすると爆発する水雷。 [補説]書名別項。→機雷
きらい【機雷】
光岡明の長編小説。昭和56年(1981)刊行。同年、第86回直木賞受賞。