くしがた‐らんま【櫛形欄間】
櫛形にえぐりあけられた欄間。
くし‐くらげ【櫛水母】
有櫛(ゆうしつ)動物の総称。体はクラゲ形で、体表に櫛の歯状の繊毛板が放射状に8本あり、運動器官となっている。フウセンクラゲ・ウリクラゲなど。
くし‐げ【櫛笥】
櫛や化粧道具を入れておく箱。くしばこ。
くしげ‐どおり【櫛笥通り】
京都市街地を南北に走る道路の呼び名。北の松原通りから南の十条通りに至る。途中、東寺などで中断。全長約1.8キロ。平安京の櫛笥小路にあたる。
くし‐じょう【櫛状】
櫛のような形状。櫛の歯のような深い切れ込みが連続した状態。櫛歯状。しつじょう。
くしだ‐がわ【櫛田川】
三重県中部を流れる川。三重・奈良両県の県境にある高見山付近に源を発し、東流して松阪市東部で伊勢湾に注ぐ。長さ約85キロ。下流は伊勢平野で、米作地帯。最上流部は室生(むろう)赤目青山国定公園に属す...
くしだ‐じんじゃ【櫛田神社】
福岡市博多区にある神社。旧県社。祭神は大幡主神(おおはたぬしのかみ)・天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)・素盞嗚神(すさのおのかみ)。7月に山笠神事が行われる。
くし‐どうぐ【櫛道具】
櫛など、髪を結うときに用いる道具。
くしなだ‐ひめ【奇稲田姫/櫛名田比売】
日本神話の女神で、脚摩乳(あしなずち)と手摩乳(てなずち)の娘。八岐大蛇(やまたのおろち)のいけにえとなるところを、素戔嗚尊(すさのおのみこと)によって助けられ、その妻となった。稲田姫。
櫛(くし)の歯(は)が欠(か)けたよう
切れ目なく続くべきもの、そろって並んでいるはずのものが、ところどころ欠けているさま。「次々に客が座席を立ち、会場は—になる」 [補説]「櫛の歯が抜けたよう」とするのは誤り。