たり‐ひずみ【撓り歪み】
1 たわんだりゆがんだりすること。「—ないつるかけの升ではかる恋路でも」〈浄・松風村雨〉 2 欠点。なんくせ。「召使ひは—を付けて、段々に隙(ひま)遣(つか)はし」〈浄・忠臣蔵〉
たん【短】
欠けていること。また、劣っていること。欠点。短所。「人の—を言う」⇔長。
たん‐しょ【短所】
劣っているところ。欠点。また特に、人の性質などのよくない面。「そそっかしいのが私の—だ」⇔長所。
短(たん)を舎(す)て長(ちょう)を取(と)る
《「漢書」芸文志から》欠点や短所を除いて、美点や長所を参考とし、取り入れる。
大(だい)なり小(しょう)なり
大きくても小さくても。程度の差こそあれ。多かれ少なかれ。「—人には欠点がある」
だっ‐きゃく【脱却】
[名](スル)古い考え方や欠点などを捨て去ること。また、よくない状態から抜け出すこと。「旧弊を—する」「危機を—する」
だめ‐だし【駄目出し】
[名](スル)《もと演劇用語。「駄目を出す」の名詞化》欠点・弱点などを指摘すること。また、仕事などのやり直しを命じること。→駄目を出す
ちゅう‐こく【忠告】
[名](スル)まごころをこめて相手の欠点や過ちを、戒めさとすこと。「友人に—する」
ちょく‐げん【直言】
[名](スル)思っていることをありのままに言うこと。また、面と向かって直接に言うこと。「欠点を遠慮なく—する」「社長に—する」
つい‐きゅう【追及】
[名](スル) 1 どこまでも追いつめて、責任・欠点などを問いただすこと。「責任の所在を—する」 2 追いつくこと。「日のある中に本隊に—したいと思っていたが」〈火野・土と兵隊〉