きちじ【喜知次/吉次】
フサカサゴ科の海水魚。全長約30センチ。頭部に鋭いとげを多数もち、体は鮮紅色を呈する。駿河湾以北に分布し、三陸沖や北海道岸に多い。脂肪があり、煮つけなどにする。きんき。
げつ‐じ【月次】
1 毎月。月例。つきなみ。「—報告」 2 《「次」は宿りの意》月の、天空における位置。
こう‐じ【高次】
[名・形動] 1 次元の高いこと。程度や水準の高いこと。また、そのさま。「人間におけるよりもさらに—なキリストの愛」⇔低次。 2 数学で、次数が高いこと。ふつう、三次以上をいう。
こし‐つぎ【腰次/腰継】
裾が短く、後ろが張りの強い大口の袴(はかま)。小袴の裾をひざの下でくくる際の下袴として用いる。
こばたこへいじ【小幡小平次】
歌舞伎の一系統で、山東京伝の読本「復讐奇談安積沼(ふくしゅうきだんあさかのぬま)」を脚色したもの。妻の情夫に殺された旅役者小幡小平次のたたりを主題とした怪談物で、4世鶴屋南北、河竹黙阿弥らの作が...
こん‐じ【今次】
このたび。今度。今回。「—の選挙」
ご‐じ【語次】
言葉の続き。話のついで。「—往々此辺の問題に論及したること」〈福沢・福翁百話〉
ごじゅうさん‐つぎ【五十三次】
「東海道五十三次」の略。
ごよう‐とりつぎ【御用取次】
江戸幕府の職名。将軍の居室と御用部屋との間にあって取り次ぎをした役。側衆(そばしゅう)から選ばれた。
さい‐じ【歳次】
《古くは「さいし」。「歳」は歳星すなわち木星、「次」は宿りの意。昔、中国で、木星が12年で天を1周すると考えられていたところから》としまわり。とし。