そえ‐うた【諷歌】
古今集仮名序にいう和歌の六義(りくぎ)の一。他の事にこと寄せて思いを詠む歌。諷喩(ふうゆ)の歌。
そ‐か【楚歌】
古代中国の楚国の歌。→四面楚歌(しめんそか)
そそり‐うた【そそり歌】
「そそり節(ぶし)」に同じ。
そぞろ‐うた【漫ろ歌】
とりとめもない歌。「—うたうて、閑々(しづしづ)と向ふの尾へ渡れば」〈太平記・一七〉
ソルベイグのうた【ソルベイグの歌】
《原題、(ノルウェー)Solveigs sang》グリーグの管弦楽曲。「ペールギュント」第4組曲の第3曲。イ短調。
ざっ‐か【雑歌】
⇒ぞうか(雑歌)
ぞう‐か【雑歌】
歌集の部立ての一。万葉集では相聞(そうもん)・挽歌(ばんか)に属さないすべての歌をいう。古今集以後では、四季・賀・離別・羇旅(きりょ)・恋などに分類されない歌をいう。ぞうのうた。ぞう。ざっか。
ぞうとう‐か【贈答歌】
二人、多くは男女が意中を述べ合ってやりとりする歌。
ぞう‐の‐うた【雑の歌】
⇒雑歌(ぞうか)
ぞっ‐か【俗歌】
世間のはやり歌。流行歌。