よろし‐め【宜し女】
好ましい女。佳人。「—をありと聞きて」〈継体紀・歌謡〉
よろず‐よ【万世/万代】
限りなく長く続く世。ばんせい。「—にかくしもがも千代にもかくしもがも」〈推古紀・歌謡〉
よわ‐ぎん【弱吟】
能の謡(うたい)の歌唱様式の一。声をやわらかく、旋律的に謡うもの。優美・凄艶(せいえん)・哀切などの気分を表現するところに用いる。柔吟(じゅうぎん)。⇔強吟(つよぎん)。 [補説]ふつう「ヨワ吟...
よわなさけうきなのよこぐし【与話情浮名横櫛】
歌舞伎狂言。世話物。9幕。3世瀬川如皐(じょこう)作。嘉永6年(1853)江戸中村座初演。木更津の博徒の妾(めかけ)お富と伊豆屋の若旦那与三郎の情話を描いたもので、特に4幕目「源氏店(げんじだな...
よんや‐さ
[感] 1 ある動作にかかったり、力仕事をしたりするときのかけ声。 2 歌謡の囃子詞(はやしことば)。
ヨーデル【yodel/(ドイツ)Jodel】
スイスやオーストリアのアルプス地方で、地声と裏声とを急速に交錯させて歌われる民謡。また、その歌唱法。
ら【等】
[接尾] 1 人を表す名詞や代名詞などに付く。 ㋐複数で、一つにとどまらないこと、その他にも同類があることの意を表す。「君—」「藤原のときざね、橘のすゑひら、長谷部のゆきまさ—なむ御館(みたち)...
らい‐えん【来演】
[名](スル)その土地に来て、劇の上演や音楽の演奏などをすること。「イタリアの歌劇団が—する」
らい‐じょ【来序】
1 能・狂言の囃子事(はやしごと)の一。帝王・神体・天狗(てんぐ)など、神聖荘重な役の登場・退場に用いる。大鼓(おおつづみ)・小鼓・太鼓に笛をあしらう。 2 (「雷序」とも書く)歌舞伎下座音楽の...
ライター【writer】
文章を書くことを職業とする人。著作家。「ルポ—」「コピー—」 [補説]小説家、劇作家、随筆家、詩人、歌人、俳人など既にある語の枠にはまらない新しい文筆業に「ライター」を使うようになった。「トラベ...