ねのひ‐づき【子の日月】
陰暦正月の異称。
ねのひ‐の‐あそび【子の日の遊び】
平安時代、正月初子(はつね)の日に、野に出て小松を引き抜き、若葉を摘んで遊び、宴を設けた行事。小松引き。子忌み。
ねびき‐の‐まつ【根曳きの松】
正月初めの子(ね)の日に、根ごと引き抜いた松。正月の門松に用いた。 [補説]曲名別項。→根曳の松
ねん‐ぽ【年甫】
年のはじめ。年始。正月。「—ノ御慶メデタクソロ」〈日葡〉
のち‐の‐やぶいり【後の藪入り】
正月の藪入りに対して、盆の藪入りのこと。《季 秋》→藪入り
のど‐か【長閑】
[形動][文][ナリ] 1 静かでのんびりとして落ち着いているさま。「—な正月気分」「—な口調」 2 空が晴れて、天候が穏やかなさま。うららかなさま。「—な小春日和」《季 春》「几巾(いか)白し...
のり‐ゆみ【賭弓/賭射】
1 賞品をかけて弓を射ること。「—にも宮上らせ給ふ。…賭け物は中宮せさせ給ふ」〈栄花・歌合〉 2 平安時代の宮廷年中行事の一。射礼(じゃらい)の翌日、一般に正月18日、左右の近衛府(このえふ)・...
はい‐らい【拝礼】
[名](スル) 1 「はいれい(拝礼)」に同じ。 2 朝廷・院などでの元旦の朝拝。「正月の一日の—に参りて申し給ふなり」〈栄花・月の宴〉
はかた‐ドンタク【博多どんたく】
福岡市の年中行事。正月の松囃子(まつばやし)に始まるが、現在は港祭りを統合して5月3〜4日に行われる。福神・大黒などの練り物が出て古風な唱え言をするほか、さまざまな芸能が行われる。→ドンタク
は‐がため【歯固め】
1 歯茎を丈夫にさせるために、まだ歯の生えない幼児にしゃぶらせる玩具。 2 《「歯」は年齢の意》長寿を願って、正月あるいは6月1日に鏡餅(かがみもち)・大根・押し鮎(あゆ)・勝栗(かちぐり)など...