りょう‐ほう【両方】
《古くは「りょうぼう」とも》 1 二つの方向・方面。「右と左の—を見てから進む」 2 二つあるものの二つとも。双方。両者。「労使の—から歩み寄る」 3 「両方綱」の略。
りょう‐まつば【両松葉】
松葉杖の使い方の一。松葉杖を2本使って移動すること。負傷した方の足に体重をかけずに移動できる。→片松葉 [補説]松葉杖を使った歩行訓練では、けがの回復に伴い、負傷した足に徐々に体重をかけてならし...
りょう‐らく【寥落】
荒れ果ててすさまじいこと。荒廃すること。「凡て戦争は—を持来たす」〈独歩・愛弟通信〉
りょく‐えい【緑営】
中国、清代の兵制で、漢人によって編成された常備軍の一。旧明軍を改編して組織したもので、軍旗に緑色を用いたところからの名。騎兵と歩兵に分かれ、主として治安維持などに当たった。緑旗。→八旗(はっき)
りょく‐どう【緑道】
都市公園の一。都市部を中心に設けられる、歩行路または自転車路を主体とした緑地帯。
り‐りつ【利率】
元金に対する利息の割合。年利・日歩(ひぶ)などで表す。利子率。→表面利率 →利回り
リングワンデルンク【(ドイツ)Ringwanderung】
登山やスキーで、暗夜・濃霧・吹雪などによって視界の悪い高原や雪原を歩くうちに方向を見失い、輪を描いて同じ所を繰り返し歩くこと。遭難につながる恐れがある。輪形彷徨(ほうこう)。環状彷徨。リングワン...
りん‐ぜん【凜然】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 寒気のきびしいさま。「霜の朝の寒さは如何にも—と身にしみて」〈蘆花・思出の記〉 2 勇ましくりりしいさま。凜乎(りんこ)。「—と言い放つ」「直ぐ思い返して一歩...
りん‐り【淋漓】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 水・汗・血などが、したたり流れるさま。「鮮血—」「雨—として玻璃(ガラス)に滴(したた)り」〈蘆花・不如帰〉 2 勢いなどが表面にあふれ出るさま。「墨痕—」「...
リーチ【立直】
1 《(中国語)》マージャンで、役の一。手持ちの牌(パイ)を一枚も見せないまま「リーチ」と言って、聴牌(テンパイ)を宣言すること。宣言後は手を変えることができない。「—をかける」 2 転じて、勝...