いがみ【歪み】
《動詞「いが(歪)む」の連用形から》 1 「ゆがみ」に同じ。「石灯籠が此のやうに—が来ると、火をとぼすことがならぬ」〈松翁道話・二〉 2 悪者。悪漢。「かねて工(たくみ)の—の男、腕まくりして」...
ひずみ【歪み】
1 物体に外力を加えたときに現れる形状または体積の変化。ねじれ・ゆがみ・ちぢみなど。 2 物事の進行する途中で欠陥の生じること。また、その欠陥や悪影響。「政策の—を是正する」 3 テレビ・オーデ...
ひずみ‐けい【歪み計】
物体が外力・外圧を受けたときに生じる「ひずみ」を計測する機器・装置。
ひずみ‐こうか【歪み硬化】
⇒加工硬化
ひずみ‐ど【歪み度】
⇒歪(わい)度
ゆがみ【歪み】
1 ゆがむこと。ゆがんでいる状態。ひずみ。「テレビの画像の—」 2 心が正しくないこと。「性格の—」
ゆがみ‐づら【歪み面】
ゆがんだ顔。しかめつら。
ゆがみ‐なり【歪み形】
1 ゆがんだ形。また、ゆがんだままにしておくこと。「当世女にして風俗腰つき—に」〈浮・椀久二世〉 2 いい加減。まがりなり。「つれそふ男さへ堪忍せば、—にやれさて浮世と思へども」〈浮・一代女・三〉
ゆがみ‐ばしら【歪み柱/曲み柱】
茶室の中柱(なかばしら)で、ゆがみのあるもの。
ゆがみ‐もじ【歪み文字】
《ゆがんだ形の字の意》ひらがなの「く」のこと。→二つ文字「二つ文字牛の角(つの)文字すぐな文字—とぞ君はおぼゆる」〈徒然・六二〉