し‐すい【死水】
1 流れない水。たまり水。止水。⇔活水/流水。 2 水または空気の流れの中に置かれた角柱などの後ろに生じる、流速の小さい領域。 3 普通の海水の上を密度の小さい海水が覆って、小型船の進行が妨げら...
し・する【死する】
[動サ変][文]し・す[サ変]死ぬ。「虎は—・して皮を留め、人は—・して名を残す」
し‐せい【死生】
死ぬことと生きること。死ぬか生きるか。生死。ししょう。「日本人の—観」
しせい‐かん【死生観】
生きることと死ぬことについて、判断や行為の基盤となる考え方。生と死に対する見方。
死生(しせい)命(めい)あり
《「論語」顔淵から》生死は天命によるもので、人の力ではどうすることもできない。
しせるキリスト【死せるキリスト】
《原題、(イタリア)Cristo morto》マンテーニャの絵画。カンバスにテンペラ。縦68センチ、横81センチ。磔刑(たっけい)に処され、十字架から降ろされて横たわるキリストの遺体を、足元の...
死(し)せる孔明(こうめい)生(い)ける仲達(ちゅうたつ)を走(はし)らす
《「蜀志」諸葛亮伝・注から》中国の三国時代、蜀(しょく)の諸葛孔明(しょかつこうめい)が魏の司馬仲達と五丈原で対陣中に病死したため、軍をまとめて帰ろうとした蜀軍を仲達はただちに追撃したが、蜀軍は...
しせるたましい【死せる魂】
《原題、(ロシア)Myortvïe dushi》ゴーゴリの長編小説。1842年刊。詐欺師チチコフと地主や地方官僚との交渉を通し、ロシア社会の醜悪面を痛烈に描く。
し‐せん【死戦】
命がけの戦い。死闘。「独立の為に、—を為すの鋒(ほさき)は」〈竜渓・経国美談〉
し‐せん【死線】
1 生死の境。「—をさまよう」 2 捕虜収容所や牢獄(ろうごく)などの周囲に設けられた線。これを越えると逃走を企てたものとして銃殺される。