かい‐ざん【壊残】
破れ損なわれること。また、そのもの。破損。
けん‐ざん【献残】
大名が受けた献上物で不用のもの、使いきれないで残っているもの。
サビ‐ざん【サビ残】
「サービス残業」の略。
ざん【残】
1 のこり。あまり。「差し引き三万円の—」 2 そこなうこと。きずつけること。「—に勝ち殺を棄てん事、何ぞ必ずしも百年を待たん」〈太平記・二〇〉
ざん【残〔殘〕】
[音]ザン(呉) [訓]のこる のこす [学習漢字]4年 1 あとにのこる。「残業・残雪・残存・残念・残余・残留」 2 そこなう。くずれる。「残害・残欠/衰残・敗残・廃残・老残」 3 むごい。「...
すい‐ざん【衰残】
すっかり弱り衰えること。「—の身」
せい‐ざん【生残】
生き残ること。生き残り。
そう‐ざん【僧残】
仏教教団で、波羅夷(はらい)に次ぐ重罪。13条から成る。一定期間僧尼としての資格を剝奪(はくだつ)されるが、僧団への残留は許される。
ちょう‐ざん【凋残】
[名・形動](スル)すっかり衰えること。おちぶれること。また、そのさま。「肉体からも精神からも来る—な気持ち」〈志賀・暗夜行路〉 「国破れ家亡び、親戚—す」〈東海散士・佳人之奇遇〉
つき‐の‐なごり【月の名残】
《秋の月の最後の意》陰暦九月十三夜の月のこと。後(のち)の月。《季 秋》「橋桁のしのぶは—かな/芭蕉」