おしろい‐ちゅうどく【白粉中毒】
昔、おしろいに含まれていた鉛による中毒。皮膚や内臓の障害のほか、胎児や乳児にも重大な障害を起こした。
お‐どく【汚毒】
[名](スル)けがれや毒になるもの。また、毒物などで、水や空気をよごすこと。
オピオイド‐ちゅうどく【オピオイド中毒】
ヘロインやオキシコドンなどのオピオイド鎮痛薬の濫用による麻薬中毒。
かい‐どく【貝毒】
貝類に含まれる毒。サキシトキシンやテトラミンなど。
かつじ‐ちゅうどく【活字中毒】
本・雑誌・新聞などを読むのが好きで、何も読むものがないといらだつような状態になること。また、そのような人をいう。
カドミウム‐ちゅうどく【カドミウム中毒】
カドミウムの粉塵・蒸気の吸収や経口摂取によって起こる中毒。急性では上気道炎・肺炎などを起こして死亡することがあり、慢性では嘔気(おうき)のほか、消化器・腎臓・骨などの障害を生じ、イタイイタイ病が...
がい‐どく【害毒】
健全なものを傷つけ、損なうもとになるようなもの。特に社会に悪い影響を与えるもの。「青少年に—を流す」
ガス‐ちゅうどく【ガス中毒】
一酸化炭素などの有毒ガスの吸入によって起こる中毒。
がま‐どく【蝦蟇毒】
ヒキガエルの耳下腺などから分泌される毒液。乳白色で粘り気がある。ステロイド配糖体をはじめ、ブフォタリン、ブフォテニンなど種々の化学物質を含む。漢方で蟾酥(せんそ)という強心剤・鎮痛薬として用いられる。
聞(き)けば気(き)の毒(どく)見(み)れば目(め)の毒(どく)
知らないでいればそれで済むことも、見たり聞いたりすれば欲望が起こって心身の害になるということ。