けすじ‐たて【毛筋立て】
髪の毛筋を正すための、柄の細長い櫛(くし)。毛筋棒。筋立て。
けすじ‐ぼう【毛筋棒】
「毛筋立て」に同じ。
け‐ずきん【毛頭巾】
毛皮で作った頭巾。古風な老人のかぶりもの。「手製(てづくり)の猿の皮の—を被(かぶ)った」〈鏡花・眉かくしの霊〉
け‐ずね【毛脛/毛臑】
毛深いすね。
け‐ぞめ【毛染(め)】
毛を染めること。また、その薬。
けぞり‐くえもん【毛剃九右衛門】
浄瑠璃「博多小女郎波枕(はかたこじょろうなみまくら)」に登場する人物。海賊で、小町屋惣七のために遊女小女郎をあがない、のち捕らえられて追放される。
け‐だに【毛蜱】
赤色で体表に細かい毛を密生するダニの総称。体長1〜3ミリ。幼虫時代は昆虫・鳥・ネズミなどに寄生するが、成虫は地表で自由生活をする。タカラダニ科・ナミケダニ科・ツツガムシ科などを含み、広義にはハダ...
け‐だま【毛玉】
1 編物の毛糸などの一部が小さく寄り集まって、玉のようになったもの。 2 猫などの胃や腸の中にたまった毛がかたまって球状になったもの。毛づくろいなどで毛をのみ込むことによりできる。「—を吐く」
け‐づくろい【毛繕い】
けものが、舌やつめなどを使って毛並みを整えること。→グルーミング
け‐づけ【毛付け】
1 馬の毛色。 2 昔、諸国の牧場から馬を献上するとき、毛色を書き留めたこと。また、その文書やそれをする役目。 3 昔、戦場で、それぞれが主な敵を求め、その鎧(よろい)の威毛(おどしげ)などに注...