おき‐の‐しま【沖ノ島/沖島/沖の島】
(沖ノ島)福岡県北端、玄界灘(げんかいなだ)にある小島。宗像(むなかた)市に属する。面積0.7平方キロメートル。宗像大社の沖津宮(おきつみや)がある。古代の文化財が豊富で「海の正倉院」といわれ...
おきゃあがれ【置きゃあがれ】
[連語]《動詞「お(措)く」の連用形に軽蔑やののしりの意を表す助動詞「やがる」の命令形の付いた「おきやがれ」の音変化》相手の言動を強く打ち消すのに用いる語。やめてくれ。いいかげんにしろ。よせやい...
おくれ【遅れ/後れ】
1 他よりあとになること。他に劣ること。負けること。「流行—」 2 予定された進度、決められた時刻・期限などよりおくれること。おそくなること。また、その度合い。「仕事の—を取り戻す」「列車の—が...
おくれ‐げ【後れ毛】
《後れて生えた毛の意》女性が髪を結い上げたとき、襟元に残って垂れた短い毛。
お‐けんつう
「けんつう」に同じ。「奥の—が、今手水(てうづ)に行ったよ」〈滑・膝栗毛・発端〉
おこじょ
イタチ科の哺乳類。体長18〜29センチ、尾長6〜12センチ。夏毛は背面が褐色、腹面は白色で、冬には尾端以外が白く変わる。ネズミやウサギを捕食。ユーラシア北部・北アメリカに分布し、日本では北海道・...
御強(おこわ)に掛(か)・く
人をだます。「ごま塩のそのからき目を見よとてや—・けし女恨めし」〈滑・膝栗毛・初〉
おさ‐がに【筬蟹】
スナガニ科のカニ。砂泥地にすむ。甲幅約5センチ、甲長約2センチと横に長く、織機の筬に似る。雄のはさみは大きく、内面に長い剛毛が生えている。東京湾以南から台湾にかけて分布。
おざ・る
[動ラ四]《「ござる」の音変化という》 1 「来る」「行く」の尊敬語。「丁字屋(ちゃうじや)へばっかし—・るから」〈滑・膝栗毛・二〉 2 「ある」の丁寧語。「ちとおねがひが—・ります」〈滑・膝栗...
おざん◦ない
[連語]《動詞「おざる」の未然形「おざら」に打消しの助動詞「ない」のついた「おざらない」の音変化》 1 「ない」の丁寧語。ありません。ございません。「離れべい様子も—◦ないから」〈滑・膝栗毛・二...