きゅうぎゅう‐の‐いちもう【九牛の一毛】
《「漢書」司馬遷伝から。多くの牛の中の1本の毛の意》多数の中のごく一部分。取るに足りないこと。
きゅうこ‐かく【汲古閣】
中国、明末・清初の蔵書家毛晋(もうしん)の書庫の名。蔵書は約8万部で、その中の善本を翻刻したものは汲古閣本として有名。
きゅうすけ【久助】
1 「久三郎(きゅうざぶろう)」に同じ。「それ—は湯をわかせ」〈滑・膝栗毛・五〉 2 《「久助葛(くず)」の略》吉野葛(よしのくず)。
きゅうび‐の‐きつね【九尾の狐】
9本の尾をもつ狐。古くはめでたい獣とされたが、後には、多くの年を経た妖狐とされた。金毛九尾の狐。
キューティクル【cuticle】
1 3層構造からなる毛髪のもっとも外側を構成する物質。たんぱく質が角質化し鱗状に重なっている。毛小皮。毛表皮。クチクラ。「—ケア」 →コルテックス →メデュラ 2 爪の根元の薄い皮。甘皮(あまか...
きょう【胸】
[音]キョウ(漢) [訓]むね むな [学習漢字]6年 〈キョウ〉 1 首と腹の間の部分。むね。「胸囲・胸郭・胸腔(きょうこう)・胸骨・胸部/気胸」 2 胸のうち。心。「胸懐・胸襟・胸中・胸底...
きょう‐おう【薑黄/姜黄】
ショウガ科の多年草。高さ約1メートル。ウコンに似るが、葉は長楕円形で裏面に毛がある。春から初夏、赤みがかった白い花を穂状につける。根茎は黄色く、香りがあり、漢方で薬用。インドの原産。春鬱金(はる...
きょうまく‐えん【強膜炎】
強膜の炎症。白目の充血や圧痛・異物感などの症状がある。結核・梅毒やリウマチ・膠原(こうげん)病などでみられ、角膜炎や虹彩炎・毛様体炎を伴うことがある。
きょと・い
[形]《「けうとい」から転じた「きょうとい」の音変化。近世語》 1 はなはだしい。とんでもない。「滅相な—・いこと言はんす」〈咄・無事志有意〉 2 みごとである。すばらしい。「はあ、鯖(さば)の...
キョンサン‐ナムド【慶尚南道】
大韓民国南東部、朝鮮海峡に臨む道(どう)。道都は昌原(チャンウォン)、古くは現在の広域市の釜山(プサン)・蔚山(ウルサン)を含んだ。洛東江流域は二毛作地帯。けいしょうなんどう。