みんぞく‐かいほううんどう【民族解放運動】
植民地・従属国などで、抑圧されている民族が、他民族・他国家の支配・干渉を排除して、民族の独立を実現しようとする運動。19世紀の欧米諸国に起こり、第二次大戦後のアジア・アフリカ諸国で広く行われた。...
みんぞく‐がく【民俗学】
民間伝承の調査を通して、主として一般庶民の生活・文化の発展の歴史を研究する学問。英国に起こり、日本では柳田国男・折口信夫(おりくちしのぶ)らにより体系づけられた。フォークロア。
みんぞく‐がく【民族学】
諸民族の文化の特質を歴史的に、あるいは他文化と比較して研究する学問。人類学の一部門。エスノロジー。
みんぞくきょうせい‐しょうちょうくうかん【民族共生象徴空間】
北海道白老町のポロト湖畔にある文化施設。アイヌ文化の復興・発展を担う拠点として令和2年(2020)開業。主要施設としてアイヌ民族博物館・民族共生公園・慰霊施設などがある。愛称は「ウポポイ」。
みんぞく‐けい【民族系】
その国またはその民族によるものであること。「—の自動車メーカー」「—資本」
みんぞく‐げいのう【民俗芸能】
民間の風俗・習慣・信仰に根ざして伝承されてきた芸能。祭礼・法会などに伴うものが多い。郷土芸能。
みんぞく‐こっか【民族国家】
歴史的、文化的に形成された、民族を基盤としてつくられた近代国家。国民国家。
みんぞく‐ごい【民俗語彙】
民俗事象を表示する語彙。民俗資料の収集に際しては、特に名詞・形容詞が重視される。
みんぞく‐し【民族誌】
特定の民族集団の文化・社会・環境など生きている世界についての具体的な記述。エスノグラフィー。
みんぞく‐しほん【民族資本】
植民地・半植民地・従属国で、外国資本に対抗するその民族の資本。