アロー‐の‐ふかのうせいていり【アローの不可能性定理】
米国の経済学者アローの示した、社会的選択に関する定理。民主制において、社会的ルールを決定する選択肢が三つ以上ある場合、個人の意見を正確に反映する手段はないとするもの。
アンカット‐うんどう【アンカット運動】
政府の財政緊縮策によって公的サービスが低下し、国民が負担を強いられる一方で、法人税率の低い国に所得を移転するなどして租税回避を行う企業が存在することから、こうした企業を糾弾する市民運動。2010...
アンカラ‐じょう【アンカラ城】
《Ankara Kalesi》トルコの首都アンカラにある城。古代ローマ帝国時代にガラテヤ人が築いた砦に起源する。7世紀に東ローマ皇帝ヘラクレイオス1世により、アラブ人の侵攻に備えて内側の城壁が築...
あんき‐は【安徽派】
中華民国初期、袁世凱(えんせいがい)の死後に、安徽省出身の段祺瑞(だんきずい)の率いた北洋軍閥の一派。1928年崩壊。
あん‐きょ【安居】
[名](スル) 1 気楽にのんびり暮らすこと。「本国に在りて—なす国民に比して」〈独歩・愛弟通信〉 2 現在の状態に安心していること。「今の繁栄に—してはならない」 3 ⇒あんご(安居)
アングラ‐ド‐エロイズモ【Angra do Heroísmo】
ポルトガル領アゾレス諸島のテルセイラ島の町。20世紀半ばまで同諸島の首府が置かれた。天然の良港に恵まれ、16世紀より帆船時代が終わる19世紀末まで航海の中継地として発展。レデントール‐デ‐セ大聖...
アングロ‐アメリカ【Anglo-America】
アメリカ大陸中、アングロサクソン系民族が主に開拓した地域。アメリカ合衆国・カナダのこと。ラテンアメリカに対していう。
アングロ‐サクソン【Anglo-Saxon】
1 5世紀ごろ、民族大移動でドイツの北西部からブリテン島に移住したアングル人とサクソン人の総称。現在の英国民の根幹をなす。 2 英国民、また、英国系の人。
あん‐こく【安国】
国家を平穏に治めること。また、平穏な国。「利民—のことは」〈中華若木詩抄・下〉
あんこく‐ぶとう【暗黒舞踏】
現代舞踏の一。土方巽(ひじかたたつみ)が昭和30年代に確立。民俗的・肉体的な題材が多く用いられ、多くの芸術家に影響を与えた。