いまし【汝】
[代]二人称の人代名詞。親しみの気持ちで相手をさす。そなた。なんじ。おまえ。「駿河の海おしへに生ふる浜つづら—をたのみ母にたがひぬ」〈万・三三五九〉 [補説]上代語であるが、平安時代にも漢文訓読...
今(いま)に見(み)ていろ
そのうちきっと仕返しをしてやる、見返してやるという気持ちを込めていう語。→今に1
いや‐が・る【嫌がる】
[動ラ五(四)]いやだという気持ちを外に表す。「人が—・る仕事を引き受ける」「蛇を—・る」 →嫌う[用法]
いや‐き【嫌気】
[名](スル) 1 「いやけ1」に同じ。「嗚呼(ああ)考え込めば裁縫(しごと)も—になって来る」〈露伴・五重塔〉 2 相場が思うとおりに動かなかったり、悪い情報が出たりして生じる悲観的な気持ち。...
いや‐け【嫌気】
[名](スル) 1 嫌だと思う気持ち。気の進まないこと。いやき。「煮えきらない相手に—を起こす」 2 「いやき2」に同じ。
嫌気(いやけ)が差(さ)・す
嫌だと思う気持ちになる。いやきがさす。「今の仕事に—・す」「恋人に—・す」
いや‐ミス【嫌ミス】
《多く「イヤミス」と書く》俗に、悪意に満ちた人物が描かれたり、救いのない結末を迎えたりして、嫌な気持ちになるが、かえってそこが作品の魅力となっている推理小説(ミステリー)のこと。
いら‐だち【苛立ち】
《動詞「いらだつ」の連用形から》思うようにならず気持ちが高ぶること。いらいらする気持ち。「煮えきらない態度に—を覚える」
いら‐だ・つ【苛立つ】
[動タ五(四)]気持ちがいらいらして、じっとしていられなくなる。じれる。「—・つ気持ちを抑える」「じらされて、心が—・つ」
[動タ下二]「いらだてる」の文語形。
いら‐だ・てる【苛立てる】
[動タ下一][文]いらだ・つ[タ下二]気持ちをいらいらさせる。いらだたせる。「ささいなことに神経を—・てる」