気(き)がな・い
関心がない。気乗りがしない。「まるで—・い返事」
気(き)が長(なが)・い
のんびりとしている。ゆったりと構えてあせらない。「完成まで30年とは—・い」
気(き)が抜(ぬ)・ける
1 気持ちの張りがなくなる。「試験が終わって—・ける」 2 飲み物などの風味がなくなる。「—・けたビール」
き‐がね【気兼ね】
[名](スル)他人の思わくなどに気をつかうこと。遠慮。「隣り近所に—する」
気(き)が乗(の)・る
そのことをする意欲がわく。また、興味がわく。気乗りがする。「—・らない顔つき」
気(き)が早(はや)・い
せっかちである。気短である。
気(き)が張(は)・る
気持ちが引きしまる。緊張する。「上司の前では—・る」
気(き)が晴(は)・れる
気持ちがすっきりする。「言うだけ言って—・れる」
気(き)が引(ひ)・ける
気おくれがする。引け目を感じる。
気(き)が触(ふ)・れる
1 正気でなくなる。気が狂う。 2 心が動く。「さもしい金に—・れた見世(みせ)女郎のあさましさと」〈浄・冥途の飛脚〉