きたいぶんし‐うんどうろん【気体分子運動論】
気体は互いに独立して自由に運動する分子からなるとし、その分子の運動から気体の性質を説明する理論。マクスウェル・ボルツマンらが確立。
きたい‐ほうゆうぶつ【気体包有物】
鉱物の結晶内に取り込まれた、気体を主とする包有物。
きたい‐ほじねんだい【気体保持年代】
隕石の年代決定法の一。隕石内部に保持された気体に含まれる放射性同位体の比から求められる。カリウムアルゴン法(1万年〜10億年)、ウラントリウムヘリウム法などが用いられる。
きたい‐レーザー【気体レーザー】
誘導放出を起こす媒体として気体を用いるレーザー。気体の原子や分子などを管内などに封入して励起する。赤外線を発する炭酸ガスレーザー、短波長の可視光および紫外線を発するエキシマレーザーのほか、ヘリウ...
き‐だすけ【気助け/気扶け】
人を慰め、励ますこと。また、そうした物事。「このたよりのない女の—をしてやらねばならない」〈三重吉・小鳥の巣〉
き‐だて【気立て】
他人に対する態度などに現れる、その人の心の持ち方。性質。気質。「—のいい娘」
き‐だん【気団】
水平方向にほぼ均一な性質をもつ空気の大きな塊。大陸・大洋上などの広い地域に大気が停滞すると形成される。「北極—」
き‐ちがい【気違い/気狂い】
1 精神状態が普通でなく、正常ではない言動をすること。気が狂うこと。 2 (多く他の語の下に付いて)ある一つのことに異常に熱中すること。また、その人。マニア。「野球—」
きちがい‐あめ【気違い雨】
晴れたかと思うと、また急に降ってくる雨。
きちがい‐ざた【気違い沙汰】
常識では考えられない振る舞い。