すいぎんでんせつ【水銀伝説】
塚本邦雄の歌集。昭和36年(1961)刊。
すいぎん‐でんち【水銀電池】
減極剤として酸化水銀を使った乾電池。正極に酸化水銀と黒鉛粉末、電解液に水酸化カリウム、負極に亜鉛を用いる。起電力は約1.3ボルト。小型で軽量。カメラ・時計・補聴器などに使用される。水銀乾電池。R...
すいぎん‐とう【水銀灯】
水銀蒸気を封入した真空管内のアーク放電によって生じる発光を利用する電灯。低圧のものは紫外線が非常に強いので蛍光灯・殺菌灯などに、高圧のものは青白色の強い光を放つので野外照明・映写光源などに使用。...
すいぎん‐なんこう【水銀軟膏】
水銀に無水ラノリン・豚脂・牛脂などを混ぜて作った軟膏。梅毒治療、ケジラミ駆除などに用いられた。
すいぎんにかんする‐みなまたじょうやく【水銀に関する水俣条約】
⇒水俣条約
すいぎん‐ほう【水銀法】
陰極に水銀を、陽極に炭素を用いて食塩水を電解し、塩素と水酸化ナトリウムを製造する方法。
すい‐くう【水空】
広い雪原や氷海において、開水面の上空の雲の底面がやや黒っぽく見える現象。その部分だけ直下の雪や氷からの光の反射を受けないために生じる。→氷映
すい‐くどせき【水苦土石】
炭酸マグネシウムを主成分とする含水鉱物。単斜晶系。白色または無色。超塩基性岩中に岩脈を成すほか、玄武岩中の洞窟において堆積岩や着生物として産する。ハイドロマグネサイト。
すい‐ぐん【水軍】
1 水上で戦う武士団。特に中世、瀬戸内海や西九州沿岸で活躍した村上水軍や松浦党が有名。 2 海軍。「この小童、忽ち大志を生じ、—の人とならんと思い」〈中村訳・西国立志編〉
すい‐けい【水系】
1 流水の系統。一つの川の流れを中心とし、それにつながる支流・沼・湖などを含めていう。「利根川—」 2 海の水塊の起源となる海水の系統。