いぼたろう‐むし【水蝋蝋虫】
イボタロウカタカイガラムシの俗称。雌の成虫は暗褐色の約1センチの丸い殻を作り、5月ごろ産卵。雄は、7月ごろからイボタノキ・ネズミモチなどに寄生し、白色の蝋を分泌し、中でさなぎとなる。成虫は体長3...
か‐こ【水夫/水手】
《「か」は梶(かじ)、「こ」は人の意》舟をこぐ人。また、船乗り。船頭。「月読(つくよみ)の光を清み夕なぎに—の声呼び浦廻(うらみ)漕ぐかも」〈万・三六二二〉
かこ‐やく【水主役】
1 中世、領主が浦方から軍船や輸送船の水夫(かこ)として徴発した夫役(ぶやく)。 2 江戸時代、沿海の漁民・農民に課した税。多く、金銀納。
くいな【水鶏/秧鶏】
1 クイナ科の鳥。全長29センチくらいで尾は短い。背面は茶褐色で黒い縦斑があり、顔から胸は青ねずみ色。冬に湿地や水田でみられる。冬くいな。 2 ツル目クイナ科の鳥の総称。スズメ大から小形の鶏大の...
くいな‐ぶえ【水鶏笛】
クイナを誘い出すために、その鳴き声に似せて作った笛。《季 夏》
くらげ【水母/海月】
腔腸(こうちょう)動物の基本形のうち、浮遊生活を送るもの。ハチクラゲ類・ヒドロ虫類など。体は寒天質からなり、傘の形をしていて、これを伸縮させて泳ぐこともある。傘の中に消化循環系・生殖腺(せいしょ...
くらげ‐だこ【水母蛸】
クラゲダコ科の頭足類。ふつう全長約10センチの釣鐘形のタコで、寒天質状。眼球は筒状に伸び、赤緑色。浮遊性。クラゲのように腕を開閉して泳ぐ。太平洋・インド洋の深海にすみ、日本では相模湾や浦賀水道で...
くらげ‐の‐ほね【水母の骨】
《クラゲには骨がないところから》ありえない物事のたとえ。また、非常に珍しい物事のたとえ。
すい【水】
1 水曜日。 2 砂糖・蜜(みつ)を入れただけの氷水。みぞれ。 3 仏教で、四大の一。みず。「地—火風」 4 五行(ごぎょう)の第五。方位では北、季節では冬、五星では水星、十干では壬(みずのえ)...
すい【水】
[音]スイ(呉)(漢) [訓]みず [学習漢字]1年 〈スイ〉 1 みず。「水火・水害・水滴・水道・水分・水泡/汚水・温水・海水・給水・洪水(こうずい)・散水・浸水・薪水・断水・排水・噴水・防...