軒(のき)の玉水(たまみず)
軒先から落ちる雨垂れ。「たえだえに—おとづれてなぐさめがたき春のふる里」〈式子内親王集〉
のなか‐の‐しみず【野中の清水】
1 野中にわき出る清水。特に、播磨(はりま)国印南野(いなみの)にあったという清水。冷たくてよい水であったが、のちにぬるくなってしまったという。[歌枕]「いにしへの—ぬるけれどもとの心をしる人ぞ...
のびどめ‐ようすい【野火止用水】
玉川上水から東京都小平市小川で取水し、埼玉県新座市野火止を流れて、志木市で新河岸川に注ぐ用水路。明暦元年(1655)開削され、長さ24キロ。
のみ‐みず【飲(み)水】
飲むための水。飲料水。
のり‐の‐みず【法の水】
仏の教えが衆生(しゅじょう)の煩悩(ぼんのう)を洗い清めることを、水にたとえていう語。法水(ほうすい)。「—にすます心の清ければけがるる袖とたれか見るべき」〈続後撰・雑中〉
はい‐すい【廃水】
使用後、不純物・有害物質等で汚れたために捨てる水。「工場—」
はい‐すい【排水】
[名](スル) 1 不用な水を排出すること。「—孔」 2 物体が水に浮かんだとき、水中につかった部分と同体積の水を押しのけること。→排水量
はい‐すい【背水】
1 水を背に位置すること。 2 ⇒バックウオーター
はい‐すい【配水】
[名](スル)上水道などの水を給水区域内に配給すること。
はこね‐ようすい【箱根用水】
箱根山の芦ノ湖の水を駿河国深良(ふから)村(静岡県裾野市深良)など数か村に引いた灌漑(かんがい)用水路。湖尻峠の下に掘ったトンネルを西流し黄瀬川に注ぐもの。寛文3年(1663)ごろ着手、寛文10...