ひ‐お【氷魚】
「ひうお(氷魚)」に同じ。《季 冬》 [補説]書名別項。→氷魚
ひお【氷魚】
島木赤彦の第3歌集。大正9年(1920)刊。
ひお‐の‐つかい【氷魚の使】
平安時代、9月から12月まで、山城国宇治・近江(おうみ)国田上の両地から奉る氷魚を受け取るために朝廷が派遣した使者。
ひかわ‐じんじゃ【氷川神社】
さいたま市大宮区にある神社。旧官幣大社。祭神は須佐之男命(すさのおのみこと)ほか二神。埼玉県・東京都に多い氷川神社の総本社。関東武家の崇敬を集めた。武蔵国一の宮。
ひかわ‐まる【氷川丸】
日本郵船会社所属の貨客船。全長163.3メートル。総トン数1万1622トン。昭和5年(1930)、シアトル航路用に建造。太平洋戦争の際には病院船として活躍し、戦後はニューヨークやシアトル航路に復...
ひ‐ぎ【氷木】
千木(ちぎ)のうち、先端部分が横削ぎになっているもの。「高天(たかま)の原に—たかしりて居れ」〈記・上〉
ひ‐さめ【氷雨】
1 雹(ひょう)や霰(あられ)のこと。《季 夏》 2 冷たい雨。また、みぞれ。《季 冬》
ひ‐ず【氷頭】
サケなどの頭部の軟骨。氷のように透明であるところからいう。刻んで食用とする。
ひず‐なます【氷頭膾】
サケなどの頭の軟骨を薄切りにしてつくったなます。《季 秋》「—前歯応へて呉れにけり/時彦」
ひ‐の‐ためし【氷の様】
元日の節会(せちえ)に、宮内省から前年の氷室(ひむろ)または氷池(ひいけ)の氷のようすを禁中に奏し、その年の豊凶を占った儀式。氷の様の奏(そう)。