えいへいしんぎ【永平清規】
鎌倉時代の仏教書。2巻。道元著。禅寺での規則やその意義を教示。典座(てんぞ)教訓・弁道法・赴粥飯法(ふしゅくはんぽう)(食事作法)など6編からなる。永平道元禅師清規。永平大清規。
えいへい‐じ【永平寺】
福井県吉田郡永平寺町にある曹洞(そうとう)宗の大本山。山号は吉祥山。開創は寛元2年(1244)、開山は道元、開基は波多野義重。初め大仏寺と称したが、寛元4年永平寺と改めた。道元筆の「普勧坐禅儀」...
えい‐べつ【永別】
[名](スル)永久に別れること。また、その別れ。永訣(えいけつ)。死別。「父に—する」
えいほう【永保】
平安後期、白河天皇の時の年号。1081年2月10日〜1084年2月7日。
えいほう‐じ【永保寺】
岐阜県多治見市にある臨済宗南禅寺派の寺。山号は虎渓山。開創は正和2年(1313)、開山は夢窓疎石(むそうそせき)、開基は土岐頼氏。夢窓作の庭園は国指定名勝。観音堂・開山堂は国宝。
えいまん【永万】
平安末期、二条天皇・六条天皇の時の年号。1165年6月5日〜1166年8月27日。
えい‐みん【永眠】
[名](スル)永遠の眠りにつくこと。死ぬこと。死去。「祖母は九〇歳で—した」
えい‐や【永夜】
秋や冬に、夜が長く感じられること。また、そのような夜。よなが。「—の清宵(せいせう)なにのなす所ぞや」〈謡・弱法師〉
えい‐よう【永陽】
昼の長い春の日。特に正月にいう語。永日。《季 新年》
えいよう‐もん【永陽門】
平安京大内裏八省院二十五門の一。北面し、東廊によって蒼竜楼(そうりゅうろう)に接する。