アポクリン‐せん【アポクリン腺】
《apocrine》汗腺(かんせん)の一。わきの下、乳首、下腹部、肛門の周囲などにあり、思春期以後に発達する。分泌物は体臭のもとになる。
あみ‐ジュバン【網ジュバン】
1 綿糸・麻糸で亀甲(きっこう)形に編み上げた汗取り用のジュバン。 2 歌舞伎衣装の一。黒糸を編んで筒袖に仕立てたもので、鎖帷子(くさりかたびら)を表す。武士・盗賊に用いる。
あや・す【零す】
[動サ四]血・汗などを滴らせる。流す。こぼす。「血を—・して婆羅門に飲ましめ」〈今昔・四・一七〉
あ・ゆ【零ゆ】
[動ヤ下二] 1 実などが、落ちる。落ちこぼれる。「生ふる橘玉に貫く五月を近み—・えぬがに」〈万・一五〇七〉 2 汗や血などが、流れ出る。滴り流れる。「すずろに汗—・ゆる心地ぞする」〈枕・二三〉
ありた‐そう【有田草】
1 ヒユ科の一年草。高さ約70センチ。多数の枝に分かれ、葉は長楕円形で両端がとがる。夏から秋に緑色の小花を穂状につける。独特のにおいがあり、茎や葉は駆虫薬の原料。メキシコの原産。ルーダ草。 2 ...
イル‐ハンこく【イルハン国】
モンゴル帝国の四ハン国の一。1258年、チンギス=ハンの孫フラグがアッバース朝を倒し、イランの地を中心に建国。都はタブリーズ。7代のカザン=ハン(在位1295〜1304)の時代にイスラム教を国教...
インソール【insole】
靴の敷皮。足の汗を吸い取ったり、足裏を刺激して疲れを取ったりすることなどを目的として、靴の中に敷く中底。
うえ‐の‐はかま【表袴/上袴】
1 男子が束帯のとき、大口袴の上にはく袴。前開き形式のもの。表は白、裏は紅。 2 少女が汗衫(かざみ)装束のときに用いる袴。
うき・でる【浮(き)出る】
[動ダ下一] 1 表面に浮いて現れる。「汗が額に—・でる」 2 模様・形などが、周囲や背景から浮き上がったようにはっきり見える。「青空の中に雪の頂が—・でる」
牛(うし)に汗(あせ)し棟(むなぎ)に充(み)つ
⇒汗牛充棟(かんぎゅうじゅうとう)