ちん‐すい【沈水】
1 水に沈むこと。 2 《「ぢんすい」とも。木質が堅く重いので水に沈むところから》沈香(じんこう)の木。沈(じん)。また、沈香。
ちん‐すい【沈酔】
[名](スル) 1 酒にひどく酔うこと。酔いつぶれること。〈和英語林集成〉 2 ある状態に、ひたりきること。「日本孤島内の太平に—し」〈田口・日本開化小史〉
ちんすい‐かいがん【沈水海岸】
地盤の沈降または海面の上昇によって生じた海岸。尾根は岬に、谷は入り江になるので、屈曲のある海岸線をつくる。リアス式海岸・ダルマチア式海岸・フィヨルドなど。沈降海岸。
ちんすい‐カルスト【沈水カルスト】
沿岸部の地表に形成されたカルスト地形が、その後の地殻変動で海面下に沈下または沈みかかっている地形。小笠原諸島の南島、南西諸島の下地島でみられる。
ちんすい‐しょくぶつ【沈水植物】
水生植物の一。体全部が水中にあって固着して生活する植物。クロモ・セキショウモ・マツモなど。
ちんすい‐よう【沈水葉】
⇒水中葉
ちん‐せい【沈静】
[名・形動](スル)落ち着いていて静かなこと。静かになること。また、そのさま。「ブームが—する」「—な、而も活き活きとした美を」〈佐藤春夫・田園の憂鬱〉
ちん‐せき【沈積】
[名](スル)水中の物質が、水底に沈んで積もること。堆積(たいせき)。「土砂が—する」
ちん‐せつ【沈設】
[名](スル)水中に沈めて敷設すること。「海底に通信ケーブルを—する」
ちん‐せん【沈潜】
[名](スル) 1 水底に沈み隠れること。「さざ波一つ立たない日は、いかにもその底に…野武士の霊魂が—していそうに思われるほど」〈犀星・幼年時代〉 2 心を落ち着けて深く考えること。また、深く没...